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八一

会津八一にちなんだ日本酒

高橋酒造(長岡市)は、県産の酒米「五百万石」を使った「八一・特別純米」、同じく県産の酒米「高嶺錦」を使用した「八一・純米吟醸」も発売。ラベルデザインの「八一」は、新潟市出身の歌人会津八一が愛用した落款から採用しました。

 会津八一・あいづやいち(秋艸道人・しゅうそうどうじん)

明治14年(1881)新潟市に生まれ、旧制新潟中学(現新潟高校)、早稲田大学を経て、母校早稲田大学で英文学、東洋美術史、奈良文化論を講義。
かたわら、万葉調を近代化した歌風で奈良の文化への愛賛をこめた歌集「南京新唱」で歌人として高い評価を得た。書家としての名声も高く、雅号「渾斎」。昭和20年、東京の空襲で家屋(秋艸堂)を焼かれ、遠縁の新潟県北蒲原郡中条町西条の丹後家に寄寓し、のちに新潟市に移り住む。新潟市名誉市民をはじめ数々の功績を残し、昭和31年(1956)死去。

                                          

高橋酒造は江戸時代末期の安政年間(1854〜59)に初代七之助によって創業されました。蔵の脇を流れる一級河川栖吉川(すよしがわ)の伏流水と蔵周辺の穀倉地帯から収穫される米を利用しての酒造りが始まりでした。
大正8年には、作業効率と酒の温度管理に優れ、さらに新潟特有の重い雪に絶えられるよう、厚い赤レンガの壁の酒蔵と、高さ20メートルの六角形のレンガ造りの煙突を建設しました。
これらは、昭和20年の長岡空襲では、かろうじて戦火を逃れ、さらに昭和39年の新潟地震、そして平成16年10月の中越地震では、外壁の亀裂や一部崩落など深刻な被害を受けながらも立派に耐え抜きました。そして現在でも酒蔵のシンボルとして周辺の景観と相まって市民の方々にも広く愛されています。平成17年には長岡市の歴史的建造物にも指定されました。
 酒蔵では、新潟の米、水、と大雪が与えてくれる特有の気候を生かして、長い経験を積んだ越後杜氏と若い蔵人たちが昔ながらの手造りを基本とした酒造りを今でも大切に守っています。

 

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